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エロスの前には、必ずロマンスを!

好きな女性を前に抑えきれない欲望を感じるのは、おかしなことではありません。でも、暴走しそうになったら、次のことばをこっそり唱えてください。「エロスの前には、必ずロマンスを!」

セックスの前の会話がいかに大事か「セックスの前の会話は気持ちいいセックスの呼び水」で解説しましたが、手をつなぎ、ハグをして、キスをする・・・。こうしたロマンチックな行為のひとつひとつが、”気持ちのいいセックス”の大事な土台となります。これは「セックスという究極のコミュニケーションを、この人とできるか」という確認作業も兼ねています。

AVを見るときに、ストーリー部分を早送りする男性は少なくないそうですね。目的は、過激な性行為のみ。それまでの過程には無関心ということでしょうか。でも現実には、ここをおろそかにするとセックスを前に大きくつまずく可能性が高いです。

当サイトに寄せられた声に、「キスの仕方を教えてほしい」というものがたくさんありました。キスの仕方は千差万別であるため、テクニックの指導は難しいところではありますが、ひとつだけ奥義を伝えるとすれば、「段階を踏んだほうが興奮する」に尽きます。最初は軽く唇を触れ合わせる ― これはスキンシップの延長ですね。そして、徐々に舌を挿し入れ、からませ、唾液を交換し・・・ここまでディープになると、立派なセクシャルコンタクト。セックスへの扉が開きました。

粘膜と粘膜を触れ合わせることが、性器同士をつなげる行為を連想させますし、脳にも性的な興奮が起こります。男性はもうぺニスが大きくなっているでしょうし、敏感な女性なら愛液があふれてきています。さあ、いつ身体を重ねてもいい状態になりました。キスは相手の心だけでなく、身体も強く求めていることを実感できる行為。ここを省くのは損でしかありません。

ロマンスというと難しいように聞こえるかもしれませんが、このように恋人として自然な触れ合いが興奮の高まりを生み、セックスへと導かれていくのです。

セックスの前の会話は気持ちいいセックスの呼び水

セックスは、肉体と肉体とを重ね合わせて行う、究極のコミュニケーションです。知り合ってすぐに「この人だ!」と感じて、一足飛びに深い関係になる。そんなドラマチックなことも、ときに起こりうるとは思いますが、その女性を大切に思うなら、会話をたっぷりと重ね、お互いを知ることから始めてください。

「会話なんていくらしても、セックスとは関係ない」と思わないで!その人の人間性が色濃く反映されるのが、セックスです。べッドの上だけで人柄が豹変する人は、ごくまれだと思います。彼女の性格 ― シャイなのか積極的なのか、生真面目なのか奔放なのかを知っておくことは、いざセックスをするときに必ず参考になります。

裏を返せば、会話も弾まない相手と、セックスだけ楽しめるわけがないということです。会話を楽しむ→セックスをする→さらに深い会話ができる→セックスがもっとよくなる・・・こんなふうにステップアップしていけるのが理想です。気づけば彼女と深い絆で結ばれ、離れがたい関係になっていることは間違いありません。

会話のなかで、確認してほしいことがひとつあります。あなたと彼女はちゃんと恋人同士ですか?大人になればなるほど「なんとなく」で交際がスタートしがちですが、お互いに確認をしておいたほうが、心置きなく会話もセックスも楽しめます。

“セックスフレンド”ということばもずいぶん広まりましたし、ふたりとも割り切った関係なら、自己責任で楽しめばいいでしょう。ただ、片方が心と身体を開放してセックスに踏み切ったのに、もう片方は心を閉ざしている・・・となると悲劇です。恋愛やセックスで傷つかない、傷つけないためには、慎重に確認を重ねていくべきです。大胆になるのは、交際が確認できてからでも遅くはありませんから。

セックスの前の会話は気持ちいいセックスの呼び水です。面倒くさいからとおろそかにせず、セックスまでのプロセスとして”楽しむ”という姿勢で臨むといいでしょう。

セックスは男性から誘うべきか?セックスにスムーズに導くためのコツ

セックスは男性から誘うべきなのでしょうか?カップルによって、男性から誘うというケースもあれば、女性から誘うというケースもあると思います。また、特に決まっていないというカップルもいるでしょう。

セックスはどちらからともなく始まるものではありません。何度も身体を重ねているカップルは別として、まだ日が浅いうちは、「したい」とはっきり意思表示したほうがスムーズです。わたくしASUKAの見解として、それをするのは男性であってほしいと思います。というのも、セックスにおいて女性は身体的に受け身です。これは精神面にも大きく影響します。それゆえに、男性がロ火を切ったほうが、何かと自然なのです。第一、誘われるのを待つより自分から誘いかけたほうが、チャンスは増えます。恥ずかしがっている場合ではありませんよ。

誘うといっても、難しいことはありません。正面から”気持ち”を伝えればいいだけです。ここで注意!伝えるのは”性欲”ではありません。男性はときに「したい」という欲望が、彼女への気持ちを上回ることがあります。それはそれで健全な肉体を持っている証拠ではあるものの、あまりにむき出しにされると、女性は心も身体も後ずさりしたくなります。そこは上手にオブラートにくるんでみて。それを彼女に、そっと手渡すイメージです。

とはいえ、あまりに遠回しなのも考えもの。行動や言い回しで暗に伝えようとしても、彼女に伝わらなかったら元も子もないでしょう。彼女とひとつになりたいという気持ち。心と身体の両方を開いて、お互いを受け入れ合いたいという気持ちをストレートにぶつけるのかいちばんです。

彼女からの返事が「NO」だったとしても、深追いはNOです。「イヤよイヤよも好きのうち」が絶対にないとはいい切れませんが、セックスにおいては、ごくまれです。ここで食い下がると、あなたの目的が気持ちを確かめ合うことではなく、性欲の発散にあったと思われても仕方ありません。いったんは女性の意志を素直に受け入れて、次のチャンスを待ちましょう。

正しい体位で豊かなセックスライフを

彼女を苦しませないためには、腰を突き出さない体位をチョイス

彼女にフェラチオをしてもらうには、興奮しても腰を突き出したり、くねらせたりできない体位がベストです。これをされると女性は苦しくて、むせてしまいます。べッドに完全に横たわるか、腰かけていれば、その心配はありません。髪を撫でるなどすると、彼女にも感謝が伝わるでしょう。

俗にいう「仁王立ちフェラ」では、男性の征服欲をかき立てられるのか、女性の頭を手で押さえるという乱暴をしがちです。手は腰に添えておくといいでしょう。馬乗りになり、女性の逃げ場をなくす体位は、まったくいただけませんね!二度とフェラをしてもらえなくなることを覚悟のうえなら、構いませんけれど。

オーラルセックスでふたり同時に快感がほしいなら、シックスナインを 

一方的な「奉仕」がイヤで、フェラチオを拒否する女性がいます。セックスは共同作業ですが、ふたり同時に気持ちよくなれないシーンもあります。オーラルセックスは、攻める側と受ける側がはっきりしているため、受け入れがたいようですね。そんなカップルは、同時に愛撫し合えるシックスナインに挑戦を。スタンダードな体位は、男性が横たわり、女性がそこにまたがって性器を舐め合うものです。通常のフェラでは裏筋側から舐めてもらいますが、この体位だとカリ側から舐められるため、新鮮な快感があります。

高身長の女性の場合、脚を大きく開いてもらうと腰の位置が下がりますが、これでは彼女が身体を支えにくくなります。ふたりとも側臥位になる変型体位であれば、どちらも負担にならず、それでいて男性が腰を突き出すのは難しいため、安心して愛撫にいそしめます。

ただし、シックスナインは好みが分かれるところです。攻めながら、感じるのは、かなりの器用さを求められます。攻めるときは攻める、感じるときは感じる ― それぞれ集中したい人もいるので、ふたりの趣味が一致する場合のみ試してください。

フェラチオで嫌われない&気持ちよくなるためのコツ

彼女にフェラをしてもらうには、「したい」気持ちを引き出すこと

フェラチオは、特別な行為です。AVでいくらポピュラーになったとしても、フェラやクンニリングスなどオーラルセックスは「あって当然」ではありません。あくまで愛情表現のひとつ。でも、気持ちを伝える方法は、ほかにもいろいろありますよね。何も性器を舐め合わなくてもいいはずです。

愛していてもフェラをすることに抵抗がある女性は少なからずいます。クンニを望まない男性もいますから、当然です。オーラルセックスは、気持ちいいものですよね。温かな舌がペニスに這うのも、濡れた舌先でクリトリスをつつかれるのも、強い快感を呼び起こすことは考えるまでもなく明らかです。「してほしい」と彼女に率直に伝えるのは構いませんが、いやがったり、ためらったりされたなら強要は厳禁!それ以上強引に求めるなら、嫌われる覚悟をしておいたほうがいいでしょう。

また、「クンニをしてあげたから、フェラもすべき」という発想も、どうにかならないでしょうか。「お互いさま」の気持ちと「あれをしたから、これをする」というバーターとを履き違えている人は、考えを改めて!あなたがクンニをしているときに「これは後で舐めろってことね」とフェラ嫌いの彼女の気は沈む一方です。彼女のことは申し訳程度に舐めておいて、自分のフェラはたっぷりと・・・という人には「ひとりよがり」のレッテルを貼リましょう。

そして、フェラはあくまでも「前戯」です。最後までイッて、その後のセックスへのテンションが下がるのでは、彼女の失望は避けられません。気持ちが高まり、ペニスが固くなったら打ち切り!腹八分目ぐらいのほうが、その後は盛り上がります。フェラを望むなら、あなたがすべきことは彼女の抵抗感を減らし、「したい」という気持ちを引き出すこと。ここでは、その方法を具体的に紹介しましょう。

手でタッチ&先っぽをベロペロ。フェラは「前フリ」で、彼女の警戒を解く

フェラチオに積極的ではない彼女の気持ちを動かすための基本の「き」。それは、ペニスをよく洗うことです。あなたは汚れたペニスを口に含めますか?たとえ自分のものでも勘弁でしょう。感謝の気持ちがあれば、洗っていないペニスを彼女の前に出すことなどできないはずです。

そして、フェラには「前フリ」が必要です。「攻守交代!」とばかりに突然ペニスを差し出されては、彼女は身構えてしまいます。一方的な奉仕を求められているようで、気分もよくありません。まず最初に、彼女の全身をギュッと抱きしめ、キスとスキンシップにたっぷり時間を割きましよう。そして、そっと彼女の手を取り「触ってほしい」とことばで伝えながら、自分の股間に導きます。手での愛撫は、ロに入れるよりもずっとハードルが低いもの。ここで難色を示されるようなら、フェラへの道のりははるか遠いものです。

手でしてもらっているあいだも、彼女のことを抱きしめたままでいてください。ペニスへの愛撫が、自分の欲望を満たすためではなく、ふたりで触れ合う行為の一部だということを、態度で伝えるためです。次に「舐めてほしい」と伝えます。「くわえて」「しゃぶって」ではないところがポイント。喉に刺さってオェッとなる感覚が嫌いで、フェラに抵抗を示す女性は多いです。亀頭を舌でペろペろとするところから始めて、徐々に彼女の警戒を解いてください。アイスクリームやハチミツをペニスの先端に塗って、彼女にそれを舐めてもらうのも、遊び心が感じられ、いいアイデアだと思います。裏筋やカリなど、気持ちいい部分は亀頭に集中しているので、男性としても物足りないことはないはずです。

正面からペニスに向き合って、感じるところを集中的に舐めてもらう。

「亀頭をぺろぺろ」を楽しむフェラでは気持ち的に物足りないと感じる男性も多いのではないでしようか?根元まですっぽりくわえてほしい、陰茎、すなわちサオ全体を舐め上げてほしい。男性にそんな願望があることは、女性だって百も承知です。

男性が視覚で興奮する生き物である以上、これは仕方のないことかもしれません。いわゆる”ディープスロート”といわれるテクでは、ペニス全体をくまなく愛撫されていることが、目で確認できるため、「愛されている」という実感がわきやすいのでしょう。ここに唾液でジュバジュバという濡れた音を立てるという聴覚の効果も伝わると、興奮はより加速します。

ところが、快感を追求するなら、ディープスロートも唾液の音も無駄が多すぎます。ペニスで最も敏感なのは、亀頭の先端。陰茎は性感帯としては比較的鈍いのです。しかも、女性がそれを根元までくわえると、喉に刺さり苦しい思いをします。愛する彼女にそんな思いをさせているわりに、得られる快感が小さいとなると、このテク自体に意味があるのか疑問です。

フェラの体位は次ページで解説しますが、最大のポイントは、正面に向き合って舐めてもらうことです。真横からくわえてもらったところで、女性の舌で裏筋も亀頭も愛撫しにくいのです。彼女の横顔や、自分のペニスがその唇に包まれているのを見るなど、興奮できる要素はあるので好きずきではありますが、快感を最優先に考えると不利でしかありません。

これを勧めるとすれば、射精が早くてすぐに我慢できなくなる人ですね。簡単にイ力ないまま、フェラを長く楽しめます。